2022/04/23
三重県桑名市の結婚相談所アニバーサリーの荒尾早苗です。
今日は午前中に56歳の男性会員さまの成婚退会手続きをさせて頂きました。
お相手は54歳のとても気さくで明るい助産師さんです。
この会員さまは約18年前に病気で奥さまを亡くされてから、男手一つで二人のお嬢さまを育て上げて、お二人とも嫁がれ
たのを期にアニバーサリーで婚活を始められました。
わたくしはこの男性会員さまのことを『中高年の希望の星』さんと呼ばせて頂いておりました。
理由は多くの中高年男性がお相手に若さを求め、子供が欲しい、毎日、掃除洗濯をして料理を作って欲しい、親と同居して
自分の親の面倒をみて欲しいなどなど、まるで女性を家政婦か、クラブの指名のように考えている中、この男性会員さまだ
けが年齢関係なく、お相手の内面だけを重要視していたからです。
この男性会員さまはとても誠実で決断力もあり、お仕事柄スーツがお似合いで身だしなみもきちんとされておられます。
それでいてお話好きで笑い上戸でよく笑います。
ただ、初対面の女性に緊張してしまい打ち解けるまでに少し時間が掛かるのと、ご自分の気持ち上手く表現したり、言葉で
気持ちを伝えるのが苦手でした。
そんな、彼がアニバーサリーにご入会されて1年10ヶ月、18回のお見合いから8人と交際に進んで8番目の交際相手と
見事に成婚退会されました。
彼もお相手もコロナ禍と言うこともあり、お見合いはズームでした。
しかも、彼がお見合いが始まって直ぐに緊張のあまり正座をして、お相手には彼のおでこだけしか見えなかったそうです。
それでもお互いに共通点が凄く多いのと価値観が近いと言うことでお見合いが終わって30分も経たない内に交際成立とな
りました。
交際が成立すると男性から女性にファーストコールを掛けるのですが今日お聞きしましたらファーストコールで2時間もお
話されたそうです。
その後は毎日、お電話で2時間お話されて、3回目のデートで結婚を前提とした真剣交際を申込まれました。
途中、彼女がコロナに感染して一人で自宅療養されていた時も毎日、お電話で励ましていたそうです。
デートでは自分から腕を組めない彼に甘えん坊の彼女が腕を組んでくれて、まるで高校生のカップルのようにラブラブです
と幸せそうにお話をされる彼を拝見してこちらまで嬉しくなりました。
今日も彼女とデートとのことで落ち着いたら三人でお祝いのお食事をするお約束をさせて頂きました。
お二人に幸多かれと心より願っております。
アニバーサリー
荒尾早苗